こども食堂のコンセプトづくり〜社会の人々に理解してもらうための考え方〜(1)

NPO・こども食堂向け, 広報のノウハウ

こども食堂のコンセプトづくりをしていきましょう!

こんにちは!

こども食堂広報アドバイザーの「ぽんちゃん」こと、田中恵理です。

今回は、こども食堂のコンセプトづくりの仕方について解説していきます。

ミッション、ビジョン、コンセプトの3つを整理していきます。

ミッション・ビジョン・コンセプトの3つが大切!

コンセプトとは、その団体がどのような考えで活動しているのかを簡潔に表すものです。企業でいう、経営理念に当たります。この3つをしっかりと言語化していくことで、こんなメリットが生まれます。

  • スタッフ同士の意識が一致し、団結力が生まれる。
  • 運営方針で悩んだ時のヒントになる。
  • ストーリーに共感し、応援してくれる人が増える。

コンセプトは、広報活動だけでなく、運営する際にも必ず必要になってきますね。ぜひ、これを機会に考えをまとめ、スタッフ同士での共通認識となるようにしていきましょう。

ミッション・ビジョン・コンセプトを考えるポイント

ミッション・ビジョン・コンセプト…。

英語で言われてもよく分からない!という方もいらっしゃいますよね。私自身、英語が苦手なので、いつも頭の中でゴチャゴチャしていました。そんな私でも、腑に落ちた考え方がありましたので、解説していきたいと思います!

時系列で考える。

ミッション・ビジョン・コンセプトは、時系列で考えていくと捉えやすいです。

  • ミッション=過去 私たちが生まれた理由
  • コンセプト=今  私たちは今するべきこと
  • ビジョン=未来  私たちが目指す10年後の将来はこうあるべき

 

ビジョンは、目には見えないけど、頭の中にはイメージがある未来を指します。

ここで重要なのは、「解像度をあげること」です。具体的な言葉にしていくことで、共通のイメージを持ちやすくなります。

 

ミッション・ビジョン・コンセプトの順でストーリーを組み立てる。

 

事例:スターバックスの場合

では、実際の事例を見ていきましょう!

スターバックスのコンセプトは、「3rd Place(第三の場所)」

スターバックスのコンセプトは、「サードプレイス =第三の場所」です。美味しいコーヒーを提供することがコンセプトではないんですね。

では、なぜサードプレイスをコンセプトにしたのか。それを知るためには、「ミッション=使命」を紐解いていきましょう。

スターバックスが生まれた背景には、サラリーマンの自殺や過労死の問題があったのではないかと考えられます。家庭にも職場にも居場所がない、肩身の狭い思いをしているサラリーマン。

そんな方々に、人と人とのつながりを大切にできる空間、居心地の良い場所があるべきだと考えたようです。そして、生まれたコンセプトが、「家庭でも職場でもない、第三の場所(サードプレイス)を提供する。」なのです。

コンセプトに基づいて、経営戦略が練られている。

スターバックスの経営戦略は、コンセプトに基づいて練られていることがよく分かります。

滞在時間に制限は設けない。

回転率の悪い顧客を積極的に受け入れています。それは、居心地の良い空間を提供するためです。

すべてのお客様に満足してもらう環境づくりを行う。

間接照明、BGM、店舗面積あたりに少なめの座席数、座り心地の良いソファ、禁煙、におい、音、店舗の立地など。この点においては、非常に配慮されていると思います。

例えば、「におい」については、禁煙を徹底していますね。それだけではなく、においがきつい食べ物の提供はしていないと思います。

また、「音」についても、コーヒーカップの受け皿(ソーサー)を使用していないんですね。これは、キッチンでお皿同士が当たる音、コーヒーカップをテーブルに置く時の音などがしないようにと徹底されているんです。

ガチャガチャ音がすると、気になって居心地が悪くなってしまいますからね。

スターバックスは、居心地の良さを重視している。

このように、スターバックスは居心地の良さに最大限の配慮をしていることが分かります。ですから、顧客も美味しいコーヒーを求めてスターバックスに立ち寄るというより、ファッション性やオシャレ感覚で利用する人の方が美味しいのではないでしょうか?

もしそうであれば、スターバックスのコンセプトが顧客に浸透しているということが分かりますね。

もし、仮ににおいのキツイたべものを提供し始めたり、何かガチャガチャする食器を使い始めた時は、「おや?スターバックスは、最近コンセプトからずれているぞ」というような視点で見ることが出来ますね!

是非、今度スターバックスにお立ち寄りの際は、そんな視点を意識してみると面白いと思います。

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